スキャンした書籍や資料のtifを、電子書籍として活用したいときに便利なのがFilestarです。WindowsとmacOSで利用でき、複数のファイルをまとめて変換できるため、1件ずつ処理する手間を減らせます。
tifは「タグ付き画像」と呼ばれるラスター画像形式で、紙面の見た目や細かな図版を保存する用途に適しています。一方、fb2は「FictionBook 2.0 ファイル」という電子書籍形式で、本文や章構成などを扱います。画像から電子書籍への変換では、元のレイアウトがそのまま再現されるとは限りません。また、画像内の文字を編集・検索できる本文にするには、文字認識処理が必要です。目的に合った結果になるか、まず少量のファイルで確認すると安心です。
出版社の制作担当者がスキャン原稿を電子書籍向けに整理する場合や、図書館・資料館の担当者が所蔵資料の閲覧用データを準備する場合に、こうした変換工程が役立ちます。研究者が収集した文献を電子書籍リーダーで参照したい場合にも活用を検討できます。一括処理を使えば、同じ作業を繰り返す負担を抑えられます。
Filestarはオンライン変換サービスではなく、パソコンにインストールして使うソフトウェアです。ローカルで処理することで、未公開原稿や個人情報を含む資料を外部のクラウドにアップロードする必要を減らし、第三者へのデータ共有に伴うリスクを抑えられます。保存先やアクセス権限も、社内の管理方針に合わせて運用できます。
tifからfb2への変換方法や、一括処理を業務に取り入れる際の確認事項については、お気軽にお問い合わせください。